日本人が消費の8割近くを占めるとされる「クロマグロ」が全面取引禁止になるかも知れない。
昨年モナコが大西洋と地中海のクロマグロの国際取引の全面禁止をワシントン条約事務局に正式提案した頃は、「そんなバカな」という反応もあった。
しかし、アメリカが大西洋に太平洋も加えたすべてのクロマグロの国際取引を禁止する案を、3月のワシントン条約締結国会議に提案するらしい、という情報が流れて一気に現実味を帯びてきた。
理由は日本市場に向けて、大量に捕獲、輸出された結果、絶滅が心配されるまで個体数が激減したからだという。
昨年11月15日には、大西洋クロマグロの資源管理機関「大西洋まぐろ類保存国際委員会」(ICCAT)が、ブラジルで開いた年次総会で、2010年の東大西洋と地中海のクロマグロの漁獲枠を09年と比べ約4割減の1万3500トンに削減することを全会一致で決めた。
水産庁によると、同海域での漁獲枠の引き下げ幅としては過去最大。
日本の枠も今年の1871トンから来年は1148トンになるという。
アメリカはそれでも捕獲量が多すぎると主張。全面禁止の声を強めている。
日本だけで食べていたらこんな事にならなかった。(中国、欧米食べないで)
ルールを守って操業していたらこんな事にならなかった。(違法操業やめてくれ)
計画通りに捕獲すれば減ることはない。(計画信じてくれ)
そんな、言い訳で乗り切れるのだろうか。
ひとまず、3月にカタールのドーハで開かれる、第15回「ワシントン条約(CITES)」締約国会議に注目です。
大間のマグロもご禁制になってしまうのか!(捕れても食べられないけど)
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