2010年1月12日火曜日

マグロの持続可能性について

マグロが高嶺の花になる。
マグロが捕獲禁止になる。
マグロが食べられなくなる。

マグロが食べられなくなったら死んでしまいたくなるほど、マグロが好きなわけではない。
でも、今大切なのは私たち日本人があらゆる魚の持続可能性について考えることだ。
その象徴がマグロだ。
マグロの未来への不安は、20年ほど前から話題になっていた。
同じ頃、ある政治家が尖閣列島の帰属問題で発言した『難しいテーマは賢い次の世代に任せよう』と言った言葉は、私たち日本人の多くがマグロの持続可能性について持っているイメージと共通している。
銀座の寿司屋で一貫2万円のマグロもあれば、回転寿司で一貫100円のマグロもあるのだから当分食べるに困ることはないだろう。難しい国際問題とかはその時なって考えればいい。
そんなところだろうか。
問題は、どうやったら銀座久兵衛でマグロを食べられる財力を得るかだ。

ん、間違ってはいないかもしれないが、ちょっと考えてみたい。
高級クロマグロだけだなく、お手頃なキハダマグロやミナミマグロがどんどん減っているのだ。

私はマグロの専門家では無いけれど、ここを通じて学習しながらマグロの持続可能性、魚の持続可能性(フィッシュ・サステナビリティー=Fish sustainability)について考えていきたいと思う。

外国人の友人に『結局日本人は食べ尽くすまで気が付かないんだよ』なんて言われっぱなしにしないために。

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