2010年6月24日木曜日

シーシェパード鯨の次はついにマグロ!

捕鯨活動の暴力的妨害で有名なシーシェパードが、遂にマグロにも狙いを定めてきたようだ。
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先週18日、シーシェパード(Sea Shepherd Conservation Society=SS)は、地中海で800匹のクロマグロを解放したと発表した。
AFPによればSSは、リビア沖約68キロの地点で17日午後、イタリア船籍とリビア船籍の2隻の漁船がけん引するいけす網を5人のダイバーが切り開き、クロマグロを逃がしたとい う。SSは、いけす網の中のクロマグロは欧州連合の漁期が終了した14日以降に捕獲されたもので、重量も規定を満たしておらず、密漁だと主張している。
リビア船籍漁船の船長は、マグロを捕獲したのは猟期終了の3日前だと反論している。
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クロマグロの漁期は5月15日から6月15日までと定められているが、この期間中でも、漁獲量は国際的に厳しく規制されているという。
地中海の畜養では、トルコやマルタが規制量を無視した捕獲や畜養を行っているらしいが、SSの狙いもこのあたりだろう。
クロマグロは、畜養すればするだけ高値で売れた時期があったが、最近では高級マグロの値崩れで量を売らないと 利益がでないらしい。
食べる量が減っても乱獲される地中海のクロマグロ。
確かに厳しい規制やそ遵守が必要ではあるのだろうが、SSが絡んでくると物事はややこしくなってくる。
つまり、マグロを食料と見なさい可能性があるので面倒なのだろう。

マグロ食を文化だと言い張っている日本。
違法操業がらみのマグロを輸入し続ける姿勢を改めるときがきていると思うのだが。

今月に入って地中海では
マルタ海軍がグリーンピースを排除
グリーンピースはフランスの漁船に激突
などもあり、グリーンピースとSSで抗議競争に入りそうだ。

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